フィリピン 路上の王様ジプニー 近代化が始動=小故島弘善
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フィリピンの伝統的な路上の王様「ジプニー(乗り合いタクシー)」の近代化プログラムが動き出した。車両17万台以上の刷新などを進めるもので、ドゥテルテ政権が掲げる政策のうち、インフラを除けば最も経済効果が大きい事業とされる。
旧ジプニーは、第二次世界大戦後、米軍が残した車両の改造車が起源。突き出たボンネットに武骨なボディーが伝統だった。新ジムニーは欧州連合(EU)の排ガス規制「ユーロ1~6」中「4」に対応したエンジンを搭載し、外観は日本のマイ…
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週刊エコノミスト
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