スウェーデン 文学賞選考機関 禁錮刑で批判再燃=綿貫朋子
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スキャンダルをきっかけに今年のノーベル文学賞発表を見送った選考機関「スウェーデン・アカデミー」への風当たりが一段と強くなっている。アカデミー会員の女性詩人の夫で、強姦罪に問われていたフランス人写真家のジャンクロード・アルノー被告に対し、スウェーデンの裁判所は10月1日、禁錮2年の判決を言い渡したためだ。
アルノー被告は昨秋、作家ら18人の女性から性的被害の告発を受け、当局が訴追。ノーベル文学賞の選考を巡る情報漏えいの疑いも浮上した。
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