新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 出版業界事情

永江朗の出版業界事情 「本の日」は背水の陣の悲鳴?

 11月1日は「本の日」である。東京都区内を除く全国各地方の有力書店が加盟する書店新風会が制定し、昨年、日本記念日協会へ申請、登録された。出版業界4団体(日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版取次協会、日本書店商業組合連合会)が後援する。

連載一覧

「本の日」のサイトには「全国の本屋さんそれぞれが、お客様に喜んでいただけるような企画を考え行いながら本屋に足を運んでいただこうという活動です」とある。「本の日」という名称だが、実質的には「本屋の日」、あるいは「本屋に行く日」だ。

 11月1日が選ばれたのは、「1」を本に見立てると、本棚に本が並んでいるようだから。参加書店での図書カードプレゼントキャンペーンは11月1日から11日まで行われる。この期間は読書週間(10月27日~11月9日)とも重なる。

残り693文字(全文1042文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事