法務・税務2040年の社会保障を考える

「参加型社会保障」自己実現できる社会を 長妻昭・立憲民主党代表代行・政務調査会長にインタビュー 本誌版「社会保障制度審」第22回

    「自分の持ち味を発揮できる社会を」
    「自分の持ち味を発揮できる社会を」

     野党第1党の立憲民主党はどのような社会保障を目指すのか。「ミスター年金」の異名をとり、社会保障政策に詳しい同党の長妻昭・代表代行に話を聞いた。

    (聞き手=稲留正英/米江貴史・編集部)

    本誌版「社会保障制度審」一覧

    ── 立憲民主党が目指す社会保障の姿は何か。

    ■モデルケースは欧州や北欧のポジティブ・ウエルフェア(参加型社会保障)だ。これは「自己実現ができる」「自分の持ち味を発揮できる」社会に向け、環境を整備していくことだ。従来の「消費型・保護型」の社会保障は、生活保護などのサービスを消費するとそれで終わりだが、ポジティブ・ウエルフェアでは労働市場、地域社会や家庭への参加を促す。

     今、非正規雇用の比率は4割に達し、技能が身に着かず、老後も不安な人が増えている。教育も生まれた環境によって、受けられる教育の水準が全然違ってしまう。子育て関連の予算も先進国の中では最低レベルだ。

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