テクノロジー図解で見る電子デバイスの今

HDDで進む記録密度への挑戦=松永新吾/22

    東芝と米社が取り組む微細化の次

     HDDは磁気ディスク(磁性材を成膜した円板)の中の微小な磁石の向きが反転する現象を利用して1と0のデータを記録・再生する装置で、パソコン(PC)やAV機器、データセンターなどの記録装置として広く利用されている。

     HDDの歴史は古く、1956年に米IBMが発表した「RAMAC」が世界初のHDDと言われている。すでに半世紀上の歴史がある技術だが、磁気ディスクの表面を磁気ヘッドが移動することで記録・再生する、という基本的なメカニズムは現在も変わっていない(図1)。

     変わったのは記録密度(容量)と機器の大きさである。直径24インチ(約60センチメートル)の磁気ディ…

    残り3354文字(全文3651文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    9月3日号

    絶望の日韓16 「次は自動車」焦る韓国 戦後最悪いつまで ■浜田 健太郎19 インタビュー 申ガク秀 元駐日韓国大使 “法の日本”と“正義の韓国”の妥協点 「韓国政府と日韓企業で徴用工補償を」20 徴用工問題の本質 植民地支配の “清算”に変化 ■浅羽 祐樹22 韓国社会の意識 摩擦招いた道徳的“正 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット