縮まる出店余地 駅や病院で争奪戦=河野圭祐
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2019年秋、セブン-イレブン・ジャパンが沖縄県に出店する。同社は、限られた地域に集中出店する「ドミナント戦略」を基本としてきたが、これによってセブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社はすべて、全国47都道府県をカバーする。現時点で、コンビニの総出店数は5万7000店を超え、業界全体で既存店売上高が停滞している。過去にも指摘された飽和論が現実味を増している。
そんな中、大手3社の出店意欲を見ると、セブン、ローソンが強気、ファミマがやや弱気だ。実際、10月の中間決算説明会時、ユニー・ファミリーマートホールディングスの高柳浩二社長は、「客単価は堅調だが客数が少し減っている。コンビニはそろそろ飽和かなと思う」と率直に語っていた。
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週刊エコノミスト
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