市場の懸念は財政悪化の金利上昇=市岡繁男
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新債券王と呼ばれる著名投資家J.ガンドラック氏が米国の財政赤字悪化を理由に「2021年に米長期金利は6%に到達する」という見方が市場で注目されている。極端な考えだと思われたかもしれない。だが19年以降、金利が上がると予測するのは米国の公的機関も同じだ。
18年8月、米議会予算局(CBO)は19年の長期金利は3.6%、21年は4.0%を前提とする報告書を提出。また政権内部で財政政策の立案を行う行政管理予算局(OMB)も、19年…
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週刊エコノミスト
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