ドル・円 米利上げで120円到達も=池田雄之輔
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2018年の世界市場は、(1)米国の通商政策、(2)新興国不安、(3)世界的株安、に振り回された。1月を除けば「リスクオフ」が目立ったにもかかわらず、ドルは底堅く推移した。ドル高の最大のけん引役は、米政策金利引き上げの継続である。ドル高や新興国への不安、米国株下落という現象すべての原因になった。
19年をどうみるか。株安を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)は一時的に「ハト化」を演出しているが、堅調な米国景気に見合った19年の利上げ回数は「年3回」で変…
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週刊エコノミスト
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