N.Y. メキシコの麻薬組織 密輸に潜水艦も活用=冷泉彰彦
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メキシコ最大の麻薬密売組織「シナロア・カルテル」の首領で「エル・チャポ」(麻薬王)と称されるホアキン・グスマン被告の裁判が、米ニューヨーク市の連邦裁判所で11月から始まり、密輸方法などが明らかになっている。
米国にとって同被告はメキシコとの国境地帯における「麻薬戦争」の宿敵だ。メキシコでは麻薬密輸や殺人罪などで過去2回収監されたが、刑務官の買収やトンネルを掘るなどしていずれも脱獄。業を煮やした米国は、同組織が大量のコカインを米国に密輸して140億…
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週刊エコノミスト
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