N.Y. 配車アプリ4社の運転手の最低年収が1万ドル増へ=津山恵子
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米ウーバーなど配車アプリ運営会社から運転手に支払われる最低賃金について、日本の地方労働委員会に当たるニューヨーク市タクシー・リムジン委員会は12月4日、2万~2万4000ドル(約225万~270万円)の年収を約1万ドル(約113万円)引き上げる規定を承認した。配車料金値下げ競争が激化し、運転手の賃下げ圧力が問題となる中、同市は全米初の規定を打ち出した。
規定の対象となるのは、ウーバーやリフトなど配車アプリの4社。運転手の最低時給を同市のタクシー運転手に適用している水準の17.22ドル(約1940円)以上とする。
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週刊エコノミスト
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