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オーストラリア 19年の政権交代に現実味=守屋太郎

 2019年の豪州経済は、住宅価格の下落を背景に曇り空が広がりそうだ。内政の混乱や米中摩擦次第では、雨模様も予想される。

ワールドウォッチ

 豪政府は18年12月17日に発表した年央経済財政見通しで、19年の国内総生産(GDP)成長率を2.75%と予測した。18年5月の前回見通しの3.0%から下方修正。住宅建設投資の減少、干ばつによる農業輸出の落ち込みをマイナス要因に挙げた。

 12月5日発表の18年7~9月期GDPも、前期比0.3%増(前年同期比2.8%)と2年ぶりの低水準だった。

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