韓国 BMWを刑事告発へ 追加リコールも検討=堀山明子
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韓国国土交通省は2018年12月下旬、ドイツの自動車メーカーBMWがエンジン部分の欠陥を知りながらリコールを遅らせた結果、走行中に出火する事故が相次いだとして、課徴金112億ウォン(約11億円)を課し、刑事告発も行うと発表した。追加リコール要求も検討しており、政府の追及はまだ続きそうだ。
韓国では外国車ではBMWはベンツに次ぐ人気車で、昨年の輸入台数は5万524台。だが、走行中の出火事故が昨年だけで50件以上発生した。その最中の昨年8月、BMW本社の広報担当が「韓国の交通事情と運転ス…
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週刊エコノミスト
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