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資源・エネルギー エコノミストオンライン

新潮流「ソーラーシェアリング」 「発電×農業」で地域振興=廣町公則

トラクターなど農業機械を支障なく運用できるよう、太陽光パネルは十分な高さ(最低2メートル以上)に設置される=千葉エコ・エネルギー提供
トラクターなど農業機械を支障なく運用できるよう、太陽光パネルは十分な高さ(最低2メートル以上)に設置される=千葉エコ・エネルギー提供

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)が2012年7月にスタートして以来、太陽光発電の導入は急速に進んだ。一方で、自然災害が多発する昨今にあって、発電設備の安全性や地域との共生が喫緊の課題として顕在化してきている。こうした中、いま多方面から注目を集めているのが、「ソーラーシェアリング」だ。

 ソーラーシェアリングとは、太陽光を“発電”と“農業”で共有する取り組み。農地の上部空間に太陽光パネルを設置して、農作物を生産しながら発電事業を行う。営農型太陽光発電とも称され、農業問題とエネルギー問題を同時に解決する試みとしても期待が高まっている。

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