週刊エコノミスト Onlineエシカル・ファッションの衝撃

ブームか革命か グッチの「脱毛皮」で一気に拡大=松下久美

    フランス・パリの百貨店ギャラリー・ラファイエットで開催された「ゴー・フォー・グッド」(筆者撮影)
    フランス・パリの百貨店ギャラリー・ラファイエットで開催された「ゴー・フォー・グッド」(筆者撮影)

     冬のコートや小物に使われる素材の定番であり、また高級品の代名詞でもある毛皮製品が一流ブランドの店頭から消えつつある。

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    「グッチ」や「バーバリー」「シャネル」などの高級ブランドから「ザラ」「H&M」「ユニクロ」といったファストファッションまで、衣料品や靴・バッグなどに毛皮を使わない「ファーフリー(脱毛皮)」の動きが急速に拡大しているのだ。

     ファッション業界に脱毛皮が広がったきっかけは、イタリアを代表するブランドの一つの「アルマーニ」が2016年3月、「技術の進歩によって動物を苦しめる正当性はなくなった」として16年の秋冬シーズン商品から毛皮の使用を廃止することを発表したことだった。さらに、17年10月に仏ケリンググループの「グッチ」が脱毛皮を発表すると、この動きが一気に拡大した。18年9月に英国の老舗ブランド「バーバリー」が、そし…

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