週刊エコノミスト Onlineエシカル・ファッションの衝撃

ブームか革命か グッチの「脱毛皮」で一気に拡大=松下久美

    フランス・パリの百貨店ギャラリー・ラファイエットで開催された「ゴー・フォー・グッド」(筆者撮影)
    フランス・パリの百貨店ギャラリー・ラファイエットで開催された「ゴー・フォー・グッド」(筆者撮影)

     冬のコートや小物に使われる素材の定番であり、また高級品の代名詞でもある毛皮製品が一流ブランドの店頭から消えつつある。

    詳しくはこちら

    「グッチ」や「バーバリー」「シャネル」などの高級ブランドから「ザラ」「H&M」「ユニクロ」といったファストファッションまで、衣料品や靴・バッグなどに毛皮を使わない「ファーフリー(脱毛皮)」の動きが急速に拡大しているのだ。

     ファッション業界に脱毛皮が広がったきっかけは、イタリアを代表するブランドの一つの「アルマーニ」が2016年3月、「技術の進歩によって動物を苦しめる正当性はなくなった」として16年の秋冬シーズン商品から毛皮の使用を廃止することを発表したことだった。さらに、17年10月に仏ケリンググループの「グッチ」が脱毛皮を発表すると、この動きが一気に拡大した。18年9月に英国の老舗ブランド「バーバリー」が、そし…

    残り3072文字(全文3452文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月15日号

    税務調査 コロナでも容赦なし!16 コロナ「中断」から再開 効率化で申告漏れ次々指摘 ■種市 房子19 元国税局芸人に聞く! さんきゅう倉田「手ぶらでは調査から帰らない」23 国税の「最強部隊」 「資料調査課」の実態に迫る ■佐藤 弘幸24 「やりすぎ」注意! 死亡直前の相続税対策に相次ぎ「待った」 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事