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欧州委員長レース 統合深化か、反EUか=金子寿太郎

     欧州人民党グループ(EPP)のウェーバー氏は、2014年以降EPPの代表を務める「ブリュッセルの重鎮」である。温厚な性格と安定した調整能力が評価され、幅広く会派内で支持されている。母国ドイツでも、キリスト教社会同盟(CSU)党員として、バイエルン州議会議員、党執行委員等を歴任した。もっとも閣僚経験がないことなどから、実績を疑問視する向きもある。

     ウェーバー氏は、アレクサンデル・ストゥッブ欧州投資銀行副総裁(元フィンランド首相)との一騎打ちを制し、EPPの筆頭候補者の座を射止めた。EPPは欧州委員長・欧州連合(EU)大統領・欧州議会議長という共同体レベルの最重要ポスト全てで現職を独占しており、名実ともに議会の盟主を任じている。

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