インド 深刻化する大気汚染 市民の関心は低いまま=中島敬二
有料記事
この季節になると深刻化する首都ニューデリーの大気汚染問題。デリー州政府は1月、大気汚染の子どもの健康への影響を懸念して3日間の休校を宣言して警戒を呼びかけたが、一方の市民の関心は非常に低いことが調査で明らかになった。
市の居住者福祉協会などが1月17日に公表したアンケート調査によると、市民の42%が大気汚染の影響を受けていないと回答し、さらに93%が政府が発表する「大気気質指数(AQI)」の意味を理解していなかった。AQIは大…
残り326文字(全文542文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める