週刊エコノミスト Online 挑戦者2019
丸川照司 ネイチャー・イノベーション・グループ社長 傘のシェアで使い捨て減らしたい
有料記事
東京・渋谷を中心に傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開する。ビニール傘の使い捨てを減らし、環境への負荷が自然に減ることを目指す。
(聞き手=岡田英・編集部)
雨に遭ってビニール傘を買う度、「もったいないな」と後ろめたさを感じていました。日本のビニール傘は年間8000万本購入され、約5000万本が捨てられるそうです。雨の度に傘を買う現状を変えれば、使い捨ては減り、環境も良くなるはずです。
そう思って昨年12月に始めたのが、傘のシェアリングサービス「アイカサ」です。渋谷駅周辺のカラオケ店や映画館、飲食店、オフィスビルなど約50カ所にスタンドを設置し、専用傘を計1000本配備しています。
残り1268文字(全文1565文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める