新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 挑戦者2019

徳島泰 インスタリム代表 3Dプリンター製の義足を新興国に

徳島泰 インスタリム代表(撮影=武市公孝)
徳島泰 インスタリム代表(撮影=武市公孝)

 三次元モデルを使った設計を行い、従来価格の10分の1程度に抑えた義足を製作。フィリピンでの実証実験を経て、新興国を中心とした事業展開に着手する。

(聞き手=藤枝克治・本誌編集長/構成=白鳥達哉・編集部)

 3Dプリンターを使った義足を製作し、フィリピンをはじめとした新興国での普及を目指しています。義足は人によって体にフィットする形が違っており、義肢装具士と呼ばれる専門家が形の調整を行いながら、一つずつ手作りする必要があります。そのため通常は完成までに2~3週間かかり、価格も30万~100万円と非常に高価です。でも、当社の技術を使えば、製作日数を1日に、価格も10分の1程度に抑えることができます。

残り1371文字(全文1671文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事