週刊エコノミスト Onlineワールドウオッチ

論壇・論調 独諮問委の「脱石炭」波紋 雇用対策など納税者の負担重く=熊谷徹

    脱原発の次は脱石炭(ドイツの火力発電所)
    脱原発の次は脱石炭(ドイツの火力発電所)

    ドイツ政府の諮問委員会が1月26日に「2038年までに褐炭・石炭火力発電所を全廃するべきだ」という提言を発表し、経済界・論壇では激しい議論が行われている。

     特に委員会が政府に対し、関連産業で働く約5万人のための雇用対策事業費などとして、今後20年間に400億ユーロ(約5兆2000億円)を超える資金を投じるよう提言したことについては、「脱原発に続くエネルギー政策の転換は、ドイツの納税者にとって莫大(ばくだい)な負担となる」という論調が強い。

     メルケル政権のエネルギー政策に批判的なドイツの保守系日刊紙『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ…

    残り1201文字(全文1472文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月3日号

    勝ち残る 消える 大学16 中小私大の「大量淘汰」前夜 日大7校分の学生が消える ■中根 正義19 米一流大学の財務戦略 世界トップの競争力支える寄付と基金 ■片山 英治20 全国大学再編マップ 「1法人複数大」で統合進む ■木村 誠25 インタビュー 仲谷善雄 立命館大学長「日本語だけでは通用せず [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット