ITで新需要発掘 広がる士業の仕事=岡田英/大堀達也
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難関国家資格の「士(さむらい)業」を代表する弁護士、公認会計士、弁理士。その数は司法制度改革や、企業の海外展開に伴う需要増などを背景に、増え続けている(図)。一方、人材は流動化し、法律事務所や監査法人、特許事務所に勤務する従来の「王道」とは別の道で活躍するサムライが増えている。
特集「進化する弁護士・会計士・弁理士」
目立つのは、法律分野でITを活用する「リーガルテック」を使った、士業からの起業だ。日本では、2005年に法律相談ポータルサイトを開設した「弁護士ドットコム」が先駆けだが、人工知能(AI)の発達・普及とともに15年ごろから急増。約20社に及ぶ。
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