加盟店はどれを選ぶ? LINEペイとペイペイ 期間限定で手数料無料攻勢=白鳥達哉
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大型チェーン店だけではなく、中小の小売店でもQRコードやバーコード決済を導入するところが増えてきている。キャッシュレス決済を導入する場合、これまでは専用端末の設置など初期費用の負担にちゅうちょする事業者が少なくなかった。しかし、QRコードやバーコード決済なら専用端末が不要で、印刷して店頭に表示するだけで済む。店舗用アプリが必要なサービスもあるが、基本的にスマホやタブレット端末さえあれば、新たな費用をかけることなく導入が可能だ。
キャッシュレス決済を導入することで、決済事業者に支払う手数料は発生する。決済手数料は決済金額に対して3%台が多い。また、LINEペイとペイペイは期間限定で、中小店舗を対象に決済手数料を無料として導入拡大を図っている(LINEペイは2021年7月末まで、ペイペイは同9月末まで)。LINEペイは中小店舗向けの本来の手数料を2・45%に設定し、ペイペイは無料期間終了後は「有償化する可能性」を告知してい…
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週刊エコノミスト
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