新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online ワールドウオッチ

カリフォルニア ボルボ定額サービスに州内ディーラーが反発=土方細秩子

 スウェーデンの自動車メーカー、ボルボは昨年1月から、月額650ドル(約7万円)もしくは850ドル(約9万3000円)で新車に乗れる定額所有サービスを米国で展開し、高い人気を誇っている。料金には保険やメンテナンスなどがすべて含まれており、同様のサービスは独ポルシェや独BMWも展開している。ただ、ボルボは他社より低額で、1年後には新車に交換できるなどのメリットがあり、人気の源泉となっている。

 このサービスに危機感を募らせたのが、カリフォルニア州の新車ディーラー協会。今年1月、ボルボに対し州内でのサービス取りやめを求めた。サービスがスマートフォンのアプリケーションを通じて提供される点についてディーラーの業務と競合するとやり玉に挙げ、「自動車メーカーはフランチャイズであるディーラーの業務を妨害してはならない」とする州法に違反する、としている。

残り233文字(全文606文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事