新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online ワールドウオッチ

マレーシア 乗用車販売が急減速 プロトン新車に期待=久保亮子

プロトンのSUVを視察するマハティール首相(Bloomberg)
プロトンのSUVを視察するマハティール首相(Bloomberg)

 マレーシア自動車協会(MAA)が2018年の新車販売台数(市場総需要量=TIV)を1月下旬に発表した。前年比3・8%増の59万8700台で、内訳は乗用車が同3・6%増の53万3200台、商用車が5・7%増の6万5500台だった。

 MAAによると、GST(消費税)が実質的に撤廃された時期に当たる昨年6~8月に販売が急拡大し、新たにSST(売り上げ・サービス税)が導入された9月以降は消費意欲が一気に減退したという。

 確かに、乗用車の単月実績(18年)は6~8月に前年同月比で27%増、41%増、21%増と2ケタ成長した後、9~12月は26%減、2%増、1%増、12%減と下期にかけて乱高下した。

残り268文字(全文566文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事