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マレーシア 乗用車販売が急減速 プロトン新車に期待=久保亮子

プロトンのSUVを視察するマハティール首相(Bloomberg)
プロトンのSUVを視察するマハティール首相(Bloomberg)

 マレーシア自動車協会(MAA)が2018年の新車販売台数(市場総需要量=TIV)を1月下旬に発表した。前年比3・8%増の59万8700台で、内訳は乗用車が同3・6%増の53万3200台、商用車が5・7%増の6万5500台だった。

 MAAによると、GST(消費税)が実質的に撤廃された時期に当たる昨年6~8月に販売が急拡大し、新たにSST(売り上げ・サービス税)が導入された9月以降は消費意欲が一気に減退したという。

 確かに、乗用車の単月実績(18年)は6~8月に前年同月比で27%増、41%増、21%増と2ケタ成長した後、9~12月は26%減、2%増、1%増、12%減と下期にかけて乱高下した。

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