武漢 EV工場の設立続々 自動運転ミニバスも=片小田広大
有料記事
武漢の街を歩いていると、ここ2~3年、緑色のナンバープレートの車をよく見かける。この緑色は電気自動車(EV)を中心とした「新エネルギー車(新エネ車)」を意味する。
武漢にはホンダや日産自動車、米ゼネラル・モーターズ(GM)といった自動車大手が進出している。近年は中国メーカーを中心に新エネ車に関連する投資が活発だ。2015年以降、江淮汽車や南京金龍、そして中国を代表するEVメーカーのBYDが相次いで武漢に新エネ車工場を設立した。
18年には吉利汽車も新エネ車工場を武漢に設立すると発表している。武漢市を含む湖北省全体で、新エネ車の年間生産台数(17年)は7万台に過ぎないが、伸び率は前年比128%と力強い。
残り266文字(全文571文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める