ジンバブエ 経済危機批判封じ込め 政府がネット遮断=小泉大士
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民主化が進むアフリカだが、一部の国では今も強権的な指導者が長期政権を維持する。このところ目立つのが政権側による恣意(しい)的なインターネットの遮断だ。2019年に入って、チャド、コンゴ民主共和国、ジンバブエ、スーダン、ガボンの5カ国でネットへの接続がブロックされた。
深刻な経済危機が続くジンバブエでは、ガソリン価格が大幅に引き上げられたのをきっかけに大規模な抗議行動が発生した。これに対し、政府は市民の反発を過剰な暴力で封じ込め、少なくとも12人が死亡、600人以上が収監された。人権団…
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週刊エコノミスト
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