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スウェーデン 暴風雪で最大3週間停電 損害賠償は50億円=綿貫朋子

 1月初め、暴風雪「アルフリーダ」がスウェーデン中部を襲った。沿岸部では最大瞬間風速が38メートルに達し、森林や家屋などに大きな損害を与えたほか、首都ストックホルム近郊の沿岸地域を中心におよそ10万世帯が停電し、自宅の暖房が止まったため避難を強いられた住民は多い。スウェーデンテレビ(SVT)によると、復旧に最長で約3週間要したといい、送電各社は停電の賠償として10万世帯に総額約4億クローナ (約50億円)を支払うという。

 スウェーデンでは2005年にも暴風雪で約73万世帯が停電。これを契機に電力の安定供給を目指し「計画外の停電は24時間以上続いてはならない」「12時間以上続いた場合、送電会社は消費者に賠償金を支払う」ことが電力法に定められた。

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