N.Y. エリート高校の入試 「一発勝負」見直しへ=冷泉彰彦
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毎年10月に行われるニューヨーク市内公立高校の「エリート校」8校の入試は、筆記試験の成績で合否を決定する「一発勝負」だ。しかし同市のデブラシオ市長は、この筆記試験のみでの選考を廃止する計画を進めている。
ハンター大学が1月に発表した調査データによると、2018年にエリート校を受験した生徒のうち、女子の受験者は51%だったが、合格者は44%だった。理数系科目を中心とした筆記試験では男子の方が高得点となる傾向があり、中学校での成績が同程度のグループごとに比較すると、各グループでその…
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週刊エコノミスト
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