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台湾 お家騒動から誕生へ 新航空会社の「勝算」=田中淳

    運輸大手エバーグリーンのお家騒動が発端(Bloomberg)
    運輸大手エバーグリーンのお家騒動が発端(Bloomberg)

     2020年1月、台湾で新たな国際線専門の航空会社「星宇航空(スターラックス・エアライン)」が誕生する。LCC(格安航空会社)全盛の風潮に対抗し、ラグジュアリーなFSC(フルサービスキャリア)として勝負を挑む。

     星宇航空を立ち上げた張国イ氏(49)は、台湾運輸大手・長栄集団(エバーグリーン・グループ)創業者の四男。グループ傘下の長栄航空で会長を務める傍ら、自らジャンボ機定期便の操縦桿(かん)も握る異色の御曹司として名をはせた。

     16年に父が死去すると、国イ氏は遺言に従ってグループ総裁職を継承する。だが異母兄たちが激しく反発し、巨額の遺産の行方も相まって張家は泥沼のお家騒動に発展。結局、国イ氏は全ての職務を解任されグループから追放された。

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