週刊エコノミスト Online 終活で頼れる税理士・司法書士・社労士
人が採れない! 高まる労務コンサル需要 ベンチャー特化の社労士も=岡田英
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これまで、社会保険労務士(社労士)の主な仕事は、中小企業の社会保険や労働保険の申請・手続きの代行や、給与計算だった。しかし、IT化でこうした定型業務の単価は下落。一方、相次ぐ労務関連の法改正に対しては、適応を迫られる企業の関心は高い。そんな中、主に社労士と顧問契約を結んで労務相談に応じてもらう「労務コンサルティング」のニーズが、ベンチャー企業にまで広がっている。 労務コンサルの仕事は、労務関連の法改正に応じて企業の就業規則をどう作成・改正したらいいかの提案や、在宅勤務やフレックス制度などを導入する際のアドバイス、労使トラブルの相談など幅広い。人材を定着させるうえで重要な労務だが、ベンチャーではなかなか手が回らない領域でもある。
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