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超高額「折り畳みスマホ」 5G最適化が普及のカギ=山根康宏

ファーウェイが発表した折り畳みスマホ「メイト・エックス」(筆者撮影)
ファーウェイが発表した折り畳みスマホ「メイト・エックス」(筆者撮影)

 韓国サムスン電子と中国ファーウェイが今年2月、「折り畳み式スマートフォン」(折り畳みスマホ)を相次いで発表した。閉じるとスマホ、開くとタブレットになる新しいデザインの端末で、たとえば地図検索中にできるだけ大きいサイズで見たいときや、新幹線で移動中に座りながら映画を楽しみたいときなどに、画面サイズを瞬時に切り替えできる。

 サムスン電子が発表した「ギャラクシー・フォールド」は、本体を開くと内側から大きなディスプレー(7.3インチ)が現れる谷折り式を採用し、本や手帳のような感覚で利用できる。また、背面の片側には小さなディスプレー(4.6インチ)があり、折り畳んだ状態では小さなディスプレーをスマホのように使用できる。

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