高品質の酸化ガリウム結晶へ 国内2社が異なるアプローチ=中村剛/28
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前回(4月2日号)の本欄では、次世代パワー半導体の新星として期待されている酸化ガリウム(Ga2O3)の持つポテンシャル、今後の市場拡大への期待、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)における研究開発の取り組みなどを紹介した。後編となる今回は、民間企業で酸化ガリウムの事業化を進めている国内の2社、ノベルクリスタルテクノロジー(埼玉県狭山市)とFLOSFIA(フロスフィア、京都市)の2社の取り組みを紹介し、今後の展望を探りたい。
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