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「ガバナンス不全」のLIXIL 潮田CEOのメールに対立の一端=岩村宏水/編集部

    現場は何を思うのか……(Bloomberg)
    現場は何を思うのか……(Bloomberg)

     発端は昨年10月31日、本来は中間決算発表のはずだった記者会見で、唐突に発表されたトップ人事だった。瀬戸氏のCEO退任と潮田氏の復帰に加え、社外取締役の山梨広一氏が11月1日付でCOO(最高執行責任者)に就いたが、3カ年(2019年3月期~21年3月期)の中期経営計画がスタートしてまだ半年余りのタイミング。交代の理由もあいまいで、社内や取引先、株主など利害関係者に戸惑いや懸念が広がった。

     そもそも、瀬戸氏は潮田氏が招聘(しょうへい)した「プロ経営者」だ。瀬戸氏は住友商事を経て工具のネット販売会社MonotaRO(モノタロウ)を創業。東証1部上場へと押し上げた実績を買われ、16年1月に社長兼CEOに就任した。それも、同じく潮田氏の招聘で、米ゼネラル・エレクトリック(GE)上席副社長からLIXIL社長兼CEOに転じた藤森義明氏の後を継いだ形だったにもかかわらずだ。瀬戸氏と潮田氏の間に…

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