シンガポール カジノリゾートに大規模追加投資=鈴木あかね
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シンガポール貿易産業省は4月3日、「マリーナベイ・サンズ」(MBS)など国内2カ所のカジノ統合型リゾート(IR)が、計90億シンガポールドル(約7400億円)を追加投資すると発表した。MBSは3棟の高層ホテルに船の形の屋上が載った形で知られ、カジノ、コンベンションセンター、高級ブランド品を扱う商業施設などからなるが、その南西側に新たに1000室のホテル棟とイベントアリーナ(収容数1万5000人)を新設する。
同国の南にあるセントーサ島のIR「リゾート・ワールド・セントーサ」(RWS)では宿泊施設に加え、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)や水族館などの娯楽施設を拡張。また任天堂の人気ゲーム「マリオ」がテーマの「スーパーニンテンドーワールド」や米アニメ映画のキャラクター園「ミニオン・パーク」を開設する。
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週刊エコノミスト
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