台湾 台北の東西繁華街で興亡=井上雄介
有料記事
台北の繁華街は栄枯盛衰が激しい。歴史ある「西区」に華やかさが戻り、これまでにぎわっていた「東区」が急速に衰退、行政が支援に乗り出した。
西区は市西部を南北に走る中山路の西側と淡水河を挟む一帯で日本統治時代から繁盛していたが、大型商業施設の取り壊しやアクセスの悪さでここ20年は活気を失っていた。しかし、地下鉄の整備や地元の商売人の努力で、再び市を代表する繁華街へと復活。さまざまな問屋が建ち並ぶ迪化街、若者の情報発信地で…
残り317文字(全文528文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める