日経平均の強気とTOPIXの弱気=市岡繁男
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日経平均株価は年初から14%も上昇し2万2000円台を回復したのに対し、TOPIXの上昇率は10%と戻りが鈍い。こうした日経平均優位の構図は2008年のリーマン・ショック直後から続いていたが、17年9月から加速してきた。
この日経平均とTOPIXの株価チャートは似て非なる形状だ(図1)。日経平均の高値は昨年1月より9月が高く、今年1月の安値は17年9月安値より上に位置する右肩上がりで、まだ強気相場が続くイメージである。これに対しTOPIX…
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週刊エコノミスト
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