週刊エコノミスト OnlineワシントンDC

すし店閉店、カニ加工品高騰 外国人制限の影響じわり=中園明彦

     ニューヨーク出張時の楽しみの一つが和食店、特にすし店に行くことである。ワシントンDCにも和食店はあるが、ニューヨークは店の種類が多く、料理のレベルも高い。3月、久々の出張時、過去に何度か行った老舗に足を運んだところ、閉店していた。事情を調べると、すし職人のビザ更新ができなかったためだという。

     トランプ大統領は就任前から移民・外国人労働者が米国人の雇用を奪っていると主張し、外国人入国を制限する必要性を唱えている。就任後はビザ発給審査を厳格化し、発給数を制限する大統領令を発令し、実際に米国に入国する外国人の数を制限している。影響は、我々の実生活にも表れている。

     ワシントンに隣接し、筆者も住むメリーランド州はワタリガニの産地として有名である。特にチェサピーク湾にはカニを中心とした水産関連のビジネスが集中しており、一大観光地となっている。

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