テクノロジーエコノミストオンライン

「バーチャルオフィス」が米国で開花 居住地問わない人材採用も可能に=柏村祐

    eXp社が開発した「バーチャルオフィス」での会議風景(C)eXp Realty
    eXp社が開発した「バーチャルオフィス」での会議風景(C)eXp Realty

    「通勤」という仕組みをなくした会社が米国で登場している。米ナスダック市場に2018年に上場したeXp Realty社はその一つだ。

     北米で最も急成長している不動産仲介会社の一つで、全米50州とコロンビア特別区のほかカナダの3州で1万6000店を超える代理店を持つeXp社は、現実空間のオフィスを捨てデジタル上の“アバター(分身)”が集まるオフィス、すなわち仮想(バーチャル)空間に、社員たちが互いに会話などコミュニケーションを行う「バーチャルオフィス」を開発し、自ら利用している。

     eXp社がバーチャルオフィスの運用を始めたのは2009年だが、当時はインターネット環境やPCの性能が未成熟で実用に耐えなかった。しかし、ここに来て技術的に環境が成熟し、ついに実用的なサービスとして開花した。

    残り1732文字(全文2076文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    8月11・18日合併号

    2020年後半 日本・世界経済大展望第1部16 「沈没」する自動車大国 苦境・群馬が暗示する近未来 ■神崎 修一/柳沢 亮/加藤 結花19 「トヨタ超え」テスラ、三つの理由 ■中西 孝樹20 コロナワクチン開発 「実用化まで1年半」でも野心的 ■近内 健22 米大統領選 3項目でバイデン氏が優勢 ■ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット