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中央銀行デジタル通貨の衝撃 決済・金融システムが激変=山岡浩巳

    デジタル通貨を検討しているスウェーデン中央銀行イングベス総裁(左)と発行について講演したIMFラガルド常務理事(Bloomberg)
    デジタル通貨を検討しているスウェーデン中央銀行イングベス総裁(左)と発行について講演したIMFラガルド常務理事(Bloomberg)

     中央銀行デジタル通貨を巡っては、支払い決済や経済取引の効率性に加え、銀行の資金仲介や流動性危機、金融政策の有効性への影響など広範な論点が出てきており、さまざまな国際的フォーラムで活発な議論が行われている。

     いわゆる「中央銀行マネー」には、銀行券と中央銀行預金がある。これに対応する形で、中央銀行デジタル通貨にも、「誰でも、いつでも日常取引に使える中央銀行デジタル通貨」と、「大口の支払い決済専用の中央銀行デジタル通貨」の2種類が考えられる(図2)。

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