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5G インフラ構築で先行投資加速 サービス・電子部品にも恩恵=阿部哲太郎

5Gの実用化で、自動運転や遠隔操作なども現実的なものになる(Bloomberg)
5Gの実用化で、自動運転や遠隔操作なども現実的なものになる(Bloomberg)

 5G(第5世代移動通信システム)の世界は、現行の「4G(第4世代)LTE」から大きく変わる。具体的には、(1)通信速度が高速・大容量化し、第4世代の約100倍になる、(2)同時・多接続が可能になり、混雑する場所での安定通信やインターネットと接続して使う「IoT(モノのインターネット)機器」が負荷なく使える、(3)リアルタイム(即時)性の面では、通信の遅れが1000分の1秒に縮まる──といった変化が起きる。

 このことは、自動運転や無人飛行機のドローンなど、通信の遅れが致命的となる産業分野で5Gが活用されることを意味する。

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