5G インフラ構築で先行投資加速 サービス・電子部品にも恩恵=阿部哲太郎
有料記事
5G(第5世代移動通信システム)の世界は、現行の「4G(第4世代)LTE」から大きく変わる。具体的には、(1)通信速度が高速・大容量化し、第4世代の約100倍になる、(2)同時・多接続が可能になり、混雑する場所での安定通信やインターネットと接続して使う「IoT(モノのインターネット)機器」が負荷なく使える、(3)リアルタイム(即時)性の面では、通信の遅れが1000分の1秒に縮まる──といった変化が起きる。
このことは、自動運転や無人飛行機のドローンなど、通信の遅れが致命的となる産業分野で5Gが活用されることを意味する。
残り1711文字(全文1974文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める