創造性高めるオフィスの新形態=稲水伸行
有料記事
“自由席化”と“多機能な空間”が必要
働き方改革が叫ばれる中、働く場所であるオフィスも様変わりしつつある。
近年、オフィスの新たな概念として注目されているのが「アクティビティー・ベースド・ワーキング(ABW)」である。ABWとは、「活動内容に合わせて最適な環境を自由に選択できるオフィス形態」を意味する。集中したい時は一人で集中できるブースに、少人数のチームで気軽に話をしたい時はカフェスペースに、大人数を相手にプレゼンをする際は大会議室に、というようにオフィス内に多様な空間を用意し、多様な働き方を可能にする仕組みである。
残り2171文字(全文2433文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める