ニューヨーク 監視カメラで子供の安全守る=橋本孝
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ニューヨーク州議会は5月、スクールバスを利用する子供たちの安全を守るため、一般ドライバーに対する取り締まり強化の条例を可決した。アメリカでは子供の乗り降りのためにスクールバスが停止している間は、周辺を運行中の車両は停止しなければならない、という厳格な規則がある。しかし、これを守らない運転手が多く、問題視されていた。
スクールバスが停止し、子供らが乗り降りする間は、バスの側面に「停止サイン」が掲示される。条例では停止サインの部分に監視カメラを設置することを定めた。これまで違反チケットの発行には警察官の現認が必要だったが、カメラの設置により、違反者は警察官の有無を問わずナンバープレートを撮影され、摘発されることになる。
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