週刊エコノミスト Online不動産コンサル長嶋修の一棟両断

円高株安でマンション価格は2割下落も/2

    中古マンションの価格は高止まりしている(Bloomberg)
    中古マンションの価格は高止まりしている(Bloomberg)

     米トランプ大統領は5月末に来日した際、日本との貿易交渉について「大きな進展があった。とりわけ農業と牛肉で。7月の選挙が終われば大きな数字が出てくるのを待ってる!」とツイッターに投稿した。

     安倍晋三首相は当初、日米貿易交渉を甘く見積もっていた可能性がある。しかし、米中貿易戦争を見れば明らかなように、貿易収支が具体的に改善するまで、トランプ氏は追及の手を緩めないだろう。まず農畜産品の輸入を迫り、次に自動車輸出の制限、足りなければ為替にまで話が及ぶだろう。つまりは「円高」への圧力だ。

     円高で株安となれば当然、不動産市場は大きな下落圧力に見舞われる。図を見てほしい。東京都心3区(中央、千代田、港区)の中古マンション成約平米(1平方メートル)単価と日経平均株価が見事に連動しているのがわかるだろう。

    残り684文字(全文1033文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    8月11・18日合併号

    2020年後半 日本・世界経済大展望第1部16 「沈没」する自動車大国 苦境・群馬が暗示する近未来 ■神崎 修一/柳沢 亮/加藤 結花19 「トヨタ超え」テスラ、三つの理由 ■中西 孝樹20 コロナワクチン開発 「実用化まで1年半」でも野心的 ■近内 健22 米大統領選 3項目でバイデン氏が優勢 ■ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット