教養・歴史アートな時間

舞台 文学座 ガラスの動物園=濱田元子

    左から池田倫太朗、永宝千晶、高橋正徳、塩田朋子、亀田佳明
    左から池田倫太朗、永宝千晶、高橋正徳、塩田朋子、亀田佳明

    時代を超えて愛されるもろい家族の追憶劇

     第二次大戦後、アメリカ演劇界を二つの才能がけん引した。劇作家のテネシー・ウィリアムズとアーサー・ミラーだ。

     ともにピュリツァー賞作家であり、アプローチは異なるものの、社会と個人の関係に鋭い目を向け、大きな影響を与えた。

     そのウィリアムズの実質的なデビュー作が「ガラスの動物園」だ。1944年にシカゴで初演され、翌年ブロードウェーに登場。ニューヨーク劇評家協会賞を受けるなど高く評価された。自伝的要素の強い作品に描かれる家族は、痛々しいほどもろく、滑稽(こっけい)で哀(かな)しい。

     文学座が小田島恒志の新訳、高橋正徳の演出で29年ぶりに上演する。

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