一般薬連の「南北朝時代」 発毛剤市場にも飛び火
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市販薬の業界団体である日本一般用医薬品連合会(一般薬連)の「南北朝時代」が、いつまでたっても幕引きしない。大幸薬品の柴田仁会長と、興和の三輪芳弘社長が、互いに一般薬連の「会長」を自称。それぞれ事務所を神田(北朝)と日本橋(南朝)に構え、正統性をめぐって争うこと1年余が過ぎた。
騒動は2016年5月から2年間、会長職にあった三輪氏が、次期も続投するかどうかでもめたことに端を発する。続投を希望する三輪氏に対し、反・三輪派が柴田氏を擁立。形…
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週刊エコノミスト
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