新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 独眼経眼

平均退職年齢はすでに70歳=斎藤太郎

(出所)総務省統計局「労働局調査(参考表)」
(出所)総務省統計局「労働局調査(参考表)」

 6月21日に閣議決定された「成長戦略実行計画」には、人生100年時代を見据えた70歳までの就業機会の確保が盛り込まれた。65歳定年を導入している企業が2割以下にとどまっていることからすれば、70歳まで働くことは非現実的と感じる人もいるかもしれない。しかし、実際には4割近くの人が70歳になっても働いている。

 総務省統計局の「労働力調査(参考表)」によれば、2018年の70歳の就業率は36・0%である(図1)。就業者には定年がない自営業者が含まれていること、定年後も再雇用、転職、起業などの形で働き続けている人が多いことなどがその背景にある。

残り804文字(全文1076文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事