教養・歴史ワイドインタビュー問答有用

明るく楽しい選挙を=三浦博史・選挙プランナー 問答有用/752

     今年は春の統一地方選と参院選(7月21日投開票)が12年に1度重なる選挙イヤー。かつての「選挙プロ」に代わって、日本の選挙を取り仕切りつつある「選挙プランナー」について、第一人者に聞く。

    (聞き手=山崎博史・ジャーナリスト)

    三浦 世論の動向や政策テーマなどを踏まえた上で、総合的に情勢分析をし、候補者を当選させるための戦略・戦術を立案し、アドバイスする仕事です。戦術は、政見放送、選挙公報、街頭演説やSNS(交流サイト)対策などのアドバイスからポスター、ビラなどの作成まで、多岐にわたります。数万票以上の得票を争うため、そうした「空中戦」が中心となる国政選挙や首長選挙などを、私の場合は対象にしています。隣近所の1票1票を固めることで当落が決する市議選や町村議選などには、まずタッチしません。

    三浦 そうですね。でも物理的に、同時にはせいぜい数カ所の選挙戦にしか関われませんから、例年と大きく違うというほどでもありません。

     今年は、知事選で全国唯一の与野党全面対決となって注目された北海道知事選(4月7日投開票)で、前夕張市長の鈴木直道さん(自民・公明推薦)をお手伝いした後、大きな市長選や県議選に数カ所入り、大型連休前ごろからは参院選の候補者数人の準備を手がけました。衆参同日選が取りざたされていたため、親しい衆院議員の準備にも協力しました。参院選後は8月25日投開票の埼玉県知事選で青島健太候補(無所属)の選挙戦をお手…

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