国際・政治ワールドウオッチ

インド 日本の還流式ATMが普及=成岡薫子

    労働者の振り込みや小売店の売上金の入金などで利用が増えている(NNA撮影)
    労働者の振り込みや小売店の売上金の入金などで利用が増えている(NNA撮影)

     日本メーカーが得意とする紙幣還流式の現金自動受払機(ATM)が、インドでも浸透してきた。これまで現金自動支払機(CD)タイプがほとんどだったが、2014年に日立グループの還流式タイプの運用開始とともに普及が進んだ。今や約23万台あるATMの1割強を占める。背景には出稼ぎ労働者や小売店の利用増がある。

     メーカー別のトップは日立グループで、日立オムロンターミナルソリューションズ調べでは、これまでの累計設置数は約1万1000台と還流式市場で50%前後のシェア。13年に参入したOKIは同9000台超で、韓国ヒョースンとともに大手の一角を担っている。OKIは先月、国営銀行最大手インドステイト銀行から3500台の大型受注を獲得したと発表したばかりだ。

    残り178文字(全文502文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    8月11・18日合併号

    2020年後半 日本・世界経済大展望第1部16 「沈没」する自動車大国 苦境・群馬が暗示する近未来 ■神崎 修一/柳沢 亮/加藤 結花19 「トヨタ超え」テスラ、三つの理由 ■中西 孝樹20 コロナワクチン開発 「実用化まで1年半」でも野心的 ■近内 健22 米大統領選 3項目でバイデン氏が優勢 ■ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット