国際・政治ワールドウオッチ

マレーシア 配車運転手に新規制=石川真理

利用者はドライバー不足などで料金が高騰するのではと懸念する(筆者撮影)
利用者はドライバー不足などで料金が高騰するのではと懸念する(筆者撮影)

 マレーシアの主要交通インフラである配車サービス。その運転手から、「このままではドライバーを続けられない」との声が上がっている。

 原因は、政府が2018年7月に通達した配車運転手に対する規制強化だ。今年7月を期限に、一般のタクシー同様の運転免許の取得を義務付け、車両認可の取得、講習の受講、保険加入などを通達した。全項目を満たすには、初年度で約800リンギット (約2万800円)の費用がかかる。現在、国内には約3…

残り311文字(全文518文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事