タイ 深南部での携帯電話登録に批判=澤木範久
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タイ政府・国軍は6月、マレー系イスラム教徒による分離独立運動が続く深南部(パッタニ、ヤラー、ナラティワート3県とソンクラー県の一部)の住民を対象に、携帯電話のSIMカードを所有者の写真とともに登録するよう通達し、人権侵害との声が上がっている。
仏教徒が多数のタイで、イスラム教徒が多い深南部では分離独立運動が繰り返され、兵士や警察官らが頻繁に武装集団に襲われている。ソンクラー県では昨年12月…
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週刊エコノミスト
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