豊田通商 電池原料増産を決定
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トヨタ自動車の関連会社であり、自動車事業は収益源の柱だ。2018年以降、その自動車の次世代化に対応した投融資が活発化した。代表例が、主に車載用電池原料となる炭酸リチウムの生産事業だ。豊田通商は14年から、豪州のリチウム資源開発会社「オロコブレ」と共にアルゼンチン・オラロス塩湖で炭酸リチウムを生産している。EV(電気自動車)の普及を見据えての事業だ。そのオロコブレとの提携を深めるために18年1月、260億円を出資することを決定した。
さらに同11月には、生産設備を追加建設して、生産能力を年間1万7500トンから同4万2500トンに増やすことを決めた。
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週刊エコノミスト
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